デリケートクリームではない?コロンブスが発売してる靴クリーム「Brillo(ブリオ)」の正しい使い方、特徴まとめ

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皆さんご存知でしょうか。「Brillo」を。

 

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「Brillo」はコロンブス社が販売している靴クリームです。よくドクターマーチンの販売店舗やアパレルショップ、東急ハンズなどで取り扱いされてる結構有名なもの。僕が生まれて初めて購入した靴クリームもこいつです。

 

ただ、靴磨きを勉強するうえで「Brillo」を使おう!と書いている靴磨きサイトや本は一つもありませんでした。他のクリームとの違いは何で、どうやって使うべきクリームなのか分かりませんでした。

 

 

 

これだけ広く販売されてるクリームなのに、使い方がいまいちわからないのはすごく不便だな...と感じたので、今回は私が、このクリームの具体的な用途や使い方について解説します。

 

 

コロンブスの靴クリーム「Brillo(ブリオ)」の主な役割

ブリオは、皮革用の艶出しクリーム。いわゆるデリケートクリーム。革靴はもちろんのこと、革鞄、小物、財布、レザージャケットにまで使用できる優れもの。革全体をカバーするすごいクリームです。このクリーム一つで、

 

・革製品の栄養補給(皮を柔らかく保ち、ひび割れを防ぐ)

・ツヤを出すことができる

 

二つの役割を果たします。

 

無色のクリームなので色に関わらず使用できるほか、ソフトジェルになっているので通常のクリームよりも塗りやすいのが特徴です。

 

 

ブリオに含まれる成分

ブリオに含まれる成分は「ろう」「油脂」「シリコーン」「水」の4つ。

 

この中では「ろう」と「シリコーン」が靴を光らせるために必要な成分で、「油脂」は栄養補給(皮をしなやかに保つための成分)になります。シリコーンが含まれたワックスを塗ると簡単に光るので、時間をかけなくてよいというメリットがあります。

 

水を成分に入れることによってほかの乳化性クリームなどと比べてジェル状になっており、初心者でも塗りやすいものに仕上がってます。

 

 

他のデリケートクリームとの違いは?

 

このクリームに似ているクリームとして、エム・モゥブレイの「デリケートクリーム」があります。無色透明のクリームです。

 

こちらのデリケートクリームを使ってできることは主に栄養補給のみ。一応こちらにもろうは入っていますが、油脂多めなのでツヤが全く出ません。艶出しをしたい場合は別途艶出し用のワックスが必要となります。

 

 

その分値段は安いので、栄養補給がとりあえず出来たらいいという人にはエム・モゥブレイのデリケートクリームがお勧めですよ。

 

[エム・モゥブレィ] デリケートクリーム  2026 NT ニュートラル 60ml

[エム・モゥブレィ] デリケートクリーム 2026 NT ニュートラル 60ml

 

 

 

どのようなときに使うのか?

「Brillo(ブリオ)」はこんな時に使います。

 

・栄養補給として油分を補給したい人。

・手っ取り早くツヤを出したい人。

・複数のクリームを使い分けるのがめんどくさい人。

 

こういう人はとりあえずブリオを購入するのがお勧めです。

 

正しい「Brillo」の使い方

ブリオの使い方は以下の通り。

 

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1.ブラッシングする

2.(汚れているようであれば)リムーバーで汚れを落とす

3.ブリオを指(またはブラシ)にとって靴に伸ばし、ブラシでなじませる

4.乾いた布でからぶきする。

 

完成!

 

まずはブラッシングでホコリなどを落とします。汚れを落としてから出ないとクリームがうまいこと入ってくれないので必ずブラッシングを行いましょう。

 

次のクリーナーですが、残念ながらブリオには汚れを落とす力はありません。汚れがあったらクリーナーで汚れを落としておきましょう。

 

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー    60ml

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その後、ブリオを適度に塗った後、ブラッシングして全体になじませます。

 

 

なじませた後、乾いた布でからぶきして余ったクリームをふき取って完成です!

 

 

まとめ

 

今回はブリオの紹介でした。

 

ドクターマーチンの店舗などで良く売られているこのクリームの正体は、デリケートクリームと艶出しクリームを合わせた万能なクリームでした。

 

靴磨きの道具をたくさん揃え出すと普通に5万円ぐらいかかってしまうので、どの色のどのような靴にもお手軽に使えるブリオはすごく便利です。自分で軽くお手入れしたいな、ぐらいの人はぜひブリオを使ってみてくださいね。