【読書レビュー】初心者にぴったりの本!「大切な靴と長く付き合うための靴磨き・手入れがよくわかる本」をよんだ

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今回はこちらの本

 

 

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池田書店から出てる本、「大切な靴と長くつきあうための、靴磨き・手入れがよくわかる本」をよんだのでレビューしておきました。

 

タイトル28文字もあるやんけ!長すぎるねん!

 

 

 

 

って思ってたんですけど、よく考えたら普段の僕のブログタイトルの方が2倍長かったですね。すみません

 

 

そんな話はさておき、さっそくレビューしていきたいと思います!

 

 

 

初心者向けに丁寧に解説された本

 

勝手に5段階評価してみました。

 

写真・イラストの量  :★★★★★

文章のわかりやすさ  :★★★★★

広告の量       :☆☆☆☆☆

情報量        :★★★☆☆

手元に置いておきたい度:★★★★☆

 

簡単に言うと黒星が多いほどいい本といった感じですかね。例えばイラストの量だと黒星が多いほど多い、文章のわかりやすさだと星が多いほどわかりやすいといった感じ。

 

 

広告量に関しては星が多いほど広告が少なく、星が少ないほど広告だらけって感じです。

 

 

 

 

最初にざっくり総評しておくと、割と良い本でした。写真が多くてわかりやすくて、文章もなかなか読みやすかったです。

 

 

内容的にはざっくりと

「仕事、シーン別靴の選び方」

「靴の基本構造など」

「靴磨きの方法」

「靴のトラブルの対象方」

について書かれています。靴磨きの方法から、軽いリペアまでカバーされており、内容的には初心者向けの内容。内容は他の本と比べて目新しさはないけど、丁寧に書かれている分親切だなと感じました。

 

 

 

この本の良かった点・よくない点

この本の良かった点と悪かった点を挙げていこうと思います。

 

良かった点...

・写真が多く文章もわかりやすい

・靴の選び方や、皮についても解説がある

・簡単なリペアの方法がわかる

 

悪かった点...

・本の中で紹介されてる靴、道具がすべて提供によるもの(広告多すぎ)

・他の本にない目新しい情報は特に入ってない(内容は深くない)

 

 

 

良かった点解説

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・写真が多く文章もわかりやすい

これは文章上の方でも開設した通り。普通にわかりやすいです。

写真だけでなくイラストなんかも豊富なのですごくわかりやすい。

 

 

 

どれぐらいわかりやすいかというと、ベーシックな靴の磨き方を紹介するためだけに、なんと16ページも使ってます。

 

やばくないですか?16ページですよ?

 

 

本自体110ページしかないのに16ページですよ?

 

 

なんとあの本の14.5%は基本お手入れですからね。

 

 

たまたまネタ切れで本にする内容がなかったから膨らませて書いたのか、丁寧に説明したかったから16ページも基本お手入れに割いたのかどうかは定かではありませんが、初心者からすればすごくわかりやすいです。

 

例えばクリームをどの量、どこに塗ればいいかとか書いてますからね。写真付きで。

 

 

他の本とかだと「米粒〇個分が目安」とか書いてます。わからんわ!

 

その辺比較したらだいぶ親切さがうかがえます。

 

 

 

 

・靴の選び方、皮についての解説がある

靴の選び方や皮についての解説、あと靴の形状などについてもそれぞれ説明がありすごく丁寧でわかりやすいです。

 

まずは靴の選び方についてですが、職業別、シーン別に解説されてます。例えば、営業職ならこれ、IT系ならこれ、自動車販売ならこれ...みたいな感じ。内羽がいい、外羽がTPOに適しているなどの解説がこれほど詳しく書かれてる本は見たことないですね。

 

職業は7つ、シーン別のやつは11種類に分けてお勧めの靴の形状が紹介されてます。

 

 

TPOに合わせて靴の形状を合わせろ、なんて義務教育で習わないし習いたくもないですけど、靴好きな人は結構見てるもの。社長さんとか社会的に身分の高い人なんかは結構靴に気を使ってる方も多いので、この辺を知ってると「なかなかやるじゃないか」ってなるかもしれないですね。

 

 

 

 

また、皮の種類や皮の加工別による特徴についても書かれています。

 

皮の種類というのは、例えば「牛、豚、馬、鹿、合皮...」といったようなもの。

皮の加工というのは、例えば「ガラスレザー、銀付き皮」などですね。

 

種類によっても加工方法によっても靴の磨き方や取り扱い方が異なるものなので、これらの情報は靴磨きする際には必ず知っておきたい知識の一つ。これもやっぱり画像付きで解説されてることもあってわかりやすいです。

 

 

 

 

・簡単なリペアの方法がわかる

簡単なリペアの方法がわかります。

 

例えば小さな傷が入ったとか、雨に濡れて皮がぼこぼこになったときの対処法とか。

内容こそ、他の本にも割と書かれているありきたりな情報ですけど、専門の道具だけでなく家庭にあるもので代用する方法もちょこちょこ書かれているのが好感持てました。

 

 

 

 

悪かった点解説

「バッドサイン フリー」の画像検索結果

・本の中で紹介されてる靴、道具がすべて提供によるもの(広告多すぎ)

 

この本が圧倒的にダメなとこは、商品提供受けすぎなところ。

 

ざっくり見た感じ、本で紹介されてるアイテムは全部「商品提供」によるもの。

 

商品提供してもらってる場合、当然その本の中ではその商品の悪口とか言えないので、本当にそのアイテムが使いやすいのかどうか、僕たち読者はわからないですよね。

 

PART1のシーン別お勧めの靴で紹介されてる靴もスポンサー提供を受けてるものですし、PART3のお手入れ品紹介のところで紹介されてる商品も全部提供されたもの。

 

提供を受けてる商品以外にも紹介されてたり、比較されてたらまだ安心できるんですけど、そんなことすらなかったのであれは100%広告。

 

 

もちろん紹介されてる商品が悪いというものではありませんが、商品の本来の特徴がわからないのは残念なところ。どの商品を買えばいいかわからない!という人はこの本は当てにならないので注意してくださいね。

 

 

 

 

・他の本にない目新しい情報は特に入ってない(内容は深くない)

 

悪い点というほどでもないですが、内容が結構ベーシックなのである程度靴磨きのことについて知っている人は、わざわざこの本を買う必要がないかな?と思いました。

 

なのである程度靴磨きの知識つけてきた!新しい知識欲しい!っていう人は買って後悔します。

 

 

初心者にものすごくお勧めです。

 

 

 

まとめ

今回は池田書店の本、「大切な靴と長く付き合うための靴磨き・手入れがよくわかる本」の読書レビューでした。本当に題名の通り、靴磨きの手入れがよくわかる本でした(笑)

 

今から靴磨きを始めたい初心者の方や、他の本を読んでみたけど不明点多すぎた、なんて方にすごくお勧め。手入れの手順とかすごく細かく書いてあるのでいいですよ。

 

ただ、商品紹介についてはいまいち信頼できないので注意してくださいね(笑)

 

以上、読書レビューでした!

 

 

大切な靴と長くつきあうための 靴磨き・手入れがよくわかる本

大切な靴と長くつきあうための 靴磨き・手入れがよくわかる本