【1分でできる】簡単な靴磨きのやり方まとめ。

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簡単な靴磨きのやり方無いのかな、そう思っている人も多いはず。

 

靴磨きと一口に言いましてもピンからキリまでございまして、凝りだせば靴磨きの時間は1時間を超えてくることも珍しくありません。

 

僕らのように「靴磨きがお仕事です」みたいな人は別にして、忙しい社会人は靴磨きに1時間もかけていられないですよね。

 

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そういう訳で今回は「1分でできる、簡単で、安価」な靴磨きのやり方についていくつかまとめておきました。

今回紹介する「簡単な靴磨き」

今回紹介するのは1分以内にできる簡単な靴磨きについて紹介します。1分以内でできる簡単な靴磨きには次のようなものがあります。

 

  • ブラッシング
  • 水拭き
  • ワックスを利用して光らせる
  • 簡単な靴磨き材の利用

 

本当に簡単な靴磨きのやり方となっています。

 

この記事が参考になる人

ここで紹介する靴磨きの方法は、本当に簡単にできるものばかりなので、今から本格的に靴磨きするぞ...!っていう人向きではありません。この記事が参考になるのは次のような人です。

  • 最低限革靴をきれいに保ちたい人
  • 時間が無いサラリーマン
  • お金がない就活生

お金があって時間もあって、本格的な靴磨きのやり方について詳しく知りたい!という方はこの記事ではなく僕のブログのほかの記事の方が参考になります。

 

参考になりそうだ...!という方は引き続き読み進めてくださいね!

 

簡単な靴磨き4選

ブラッシング

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ブラッシングとは革靴にブラシをかけること。ブラシをかけることで革靴の表面についている汚れを落とすことができます。

 

ブラシかけるなんて簡単すぎるし、そもそもそれは靴磨きなのか?みたいな疑問が飛んできそうなのですが、ブラッシングは靴磨きの基本中の基本です。コレ無しで靴磨きは語れません。

 

ブラッシングによって得られる効果はかなり多く、

  • ほこりを落とす
  • カビ防止
  • 靴の寿命が延びる
  • 若干ツヤがでる
  • 傷が目立たなくなる

等が挙げられます。簡単な割にかなり有能です。

 

ブラッシングでカビ防止や靴の寿命を延ばすことができるのは、ブラッシングでほこりを落とすことができるからですね。あまり知られていませんが、ほこりというのはカビの栄養となるものなので、付着したまま放置しておくとカビが発生します。なのでブラッシングしておくだけで簡単にカビの発生は防げます。

 

また、ほこりは靴の中に含まれる油分や水分をどんどん吸収していくので、革に含まれる栄養がどんどん減っていくのでブラッシングしないと結果的に靴の寿命が縮みます。きちんとブラッシングするだけでもしない場合と比べて2~3年は長持ちする印象ですね。

 

あと、ブラッシングするだけでも不思議なことにツヤが出たり傷が目立たなくなったりします。すごいです。簡単にできる靴磨きのやり方なのでぜひ取り入れていただきたいところです。

 

頻度としては履き終わった後すぐに、1分程度全体のほこりを落とすようにブラッシングをすれば良いです。

 

なおブラシにはいくつか種類があるのですが、今回の靴磨きのやり方で使うブラシはいわゆる馬毛ブラシになります。

 

 1000円以下で購入できるブラシの中で使いやすいのはPTCLの靴ブラシ。799円という爆安価格にもかかわらず、持ちやすい、小さい、毛が柔らかく靴を傷めにくいということで重宝しています。

 

ちなみに安いブラシを比較した記事もあるので、参考になるかもしれません。

www.murakamiyuya.com

 

水拭き

水拭きとは、水を含ませたタオルで革靴を拭く、超簡単な靴磨きのやり方です。

 

えっ、それだけでいいのと思うかもしれませんが、これは有楽町の路上靴磨き職人の千葉さんもおすすめする案外定番の靴磨き方法です。(ちなみに超有名店で行列ができるお店。1100円と爆安なので気になる方は行ってみると良いかもしれません)

 

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さて、この水拭きの具体的なやり方は以下の通り

  1. タオルに水を含ませる
  2. きつ~く絞る(水滴が落ちないぐらいに)
  3. 絞ったタオルで靴全体をやさしく拭く

これだけになります。

 

水拭きをするメリットは次の通りです。

  • 汚れがおちる(ブラッシングよりもよく落ちます)
  • 革に水分が補給される
  • ツヤが出る
  • 水ジワが薄くなる

などが挙げられます。

 

革はすでに死んでいるので、外部から栄養補給をすることで初めて美しいツヤを出すことができます。そのために靴磨きは行われるわけです。必要な栄養は主に水分と油分なので、その一つである水分を水拭きで補給することができます。

 

栄養補給ついでに汚れを落とすことができるので非常に簡単なやり方ですね。使用するのも使い古したタオルやTシャツなどをカットして使うと良いです。タオルなんてないよ~!なんて方はこのあたりを使ってみると良いかもしれません。

 

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし専用クロス リムーバークロス 9941

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ところで、簡単な靴磨きである水拭きに関して疑問を持たれた方はいないでしょうか?革靴=水に濡らしてはいけないといったことを誰もが耳にしたことがあるはず。実際、革靴を水にさらした結果できる「水シミ」というものも存在します。ではなぜ水拭きは大丈夫なのでしょうか。

 

水シミというのは、雨のように水分が革表面にまばらに付着することで発生します。水を吸収した付近に革を染色している色素等がぎゅっと集まってしまうことで、外見的にシミのように見えてしまうのです。

 

しかし、全体をまんべんなく濡らす水拭きの場合は均等に濡れるのでそのような心配がありません。さらに、全体を濡らすことで水シミをなくす効果も得られるので一石二鳥。簡単に、安価で、短時間でできる靴磨きなのでぜひ取り入れてみてください。

 

※なお、濡らしすぎは禁物なので硬く絞ってくださいね!

 

頻度としてはそれほど頻繁に行う必要はありません。1~2週間に一度ぐらいのペースで行ってあげるのがベストです。

 

ワックスを利用する

ワックスを利用する方法もあります。

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ワックスの成分には油分や蝋(ろう)成分が含まれています。油分は先ほど説明した通り栄養の事をさし、蝋成分は靴を光らせるために使われる成分となっています。鏡面磨きといった手の込んだ靴磨きをする際にも利用されることが大半ですが、実は1分で靴を磨きたいという場合でも十分に活用できます。

 

必要な道具は豚毛ブラシとワックス。あとポリッシュグローブなんかがあると望ましいです。

 

豚毛ブラシとは、先ほど紹介した馬毛ブラシと比べて毛が固く、クリームなどの成分を革に入れ込むときに利用されるブラシとなっています。こちらも靴磨きの定番ですね。

 

結構力を入れてブラッシングすることが多いので、若干大きめの方が持ちやすくてお勧め。豚毛ブラシは馬毛ブラシに比べて価格が安い傾向にありますので、あまり値段の高さを感じないはず。

 

ドイツブラシ ブリストス 白

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 お勧めはこのあたり。

 

KIWI 油性靴クリーム パレードグロス 全色 50ml

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 ワックスのお勧めはKIWIのパレードグロスプレステージ。黒、茶色、無色の3つがあります。革靴が黒だけの場合は黒色を選択しても良いかも。ただ、茶色や黒など複数を持っている場合は色ごとに揃えると高くなるので、無色クリームを一つ持っていたほうが無難です。

 

あと、ポリッシュグローブです。靴磨きの仕上げ、艶出しなどに使うミトン型の布になります。きめ細かくなっているので使い古したタオルや布で磨くのに比べて圧倒的にきれいになります。まあ、なくても良いのですが仕上がりが結構変わるので買っておくと幸せになります。500円ちょっとです。

 

ちなみに100均に行っても似たようなものが購入可能なのですが、あまりにも質が悪く使い物にならなかったのでお勧めはしません。

 

 

 

さて、このワックスを使った簡単な靴磨きのやり方は、

  1. ワックスを豚毛ブラシに取る
  2. 靴全体にワックスを薄く入れ込むようにブラッシングする
  3. つま先やかかとは少し多めに載せても良い
  4. (ポリッシュグローブがあるのであれば、)それで磨く

 

超簡単4ステップで靴が軽く光ります。やってみると上記2つに比べて靴磨きしてるな~って感じになります。慣れないうちは1分では終わらないかもしれないですが、慣れれば簡単にできるようになります。

 

つま先やかかとを少し光らせたい場合はそのあたりに少し多めにワックスを乗せてあげるのも良いでしょう。

 

あと、ポリッシュグローブを購入した場合はそれで靴磨きしてあげるとよりきれいに光ります。やる場合とやらない場合では大きな違い。ちなみに磨いてもうまく光らない場合がありますが、その理由の大半は厚塗りか力の入れすぎです。

 

ワックスを塗る量が多かった場合は乾燥に時間がかかります。靴が光るためにはワックスが乾燥してから磨かないと光りにくいので、塗りすぎで何となくダメそうだったらワックス塗布から少し時間をおいてあげるときれいに光ります。

 

また、ポリッシュグローブで靴磨きをする際に、力を入れすぎると塗布したワックスが取れるので光らなくなります。優しく磨いてあげましょう。

 

時間があるときは水拭き→ワックスを使った靴磨きをしてあげるとかなりきれいになります。ちなみにこんな感じです。

 

 

簡単なやり方の割に、仕上がりが結構いいですよね。今回紹介する中で一番靴磨きっぽい。

 

この靴磨きのやり方のメリットは、

  • 分かりやすく光る
  • 短時間で簡単にできる
  • 油分が入るので多少栄養補給できる
  • 靴磨き楽し~~~!!ってなる
  • 傷が多少目立たなくなる

 

などなど!ほかに比べると少し工程やそろえる道具が多いのですが楽しい靴磨きの方法です。

 

簡単な靴磨き材を使う

 最後は簡単な靴磨き材を使う方法になります。

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こんな感じのスポンジにツヤが出る成分が含まれているもので靴磨きをする方法になります。1分どころが30秒ぐらいでつやっつやになるのでもはや反則級の靴磨きになります。

 

あと小さいのでどこでも持ち運びできるのも強みですね。さらに500円以下で買えます。

 

 

この靴磨きのやり方の良い点は

  • 短時間でできる
  • つやつやになる
  • 持ち運び容易 

 などが挙げられます。

 

ただ、こういった靴磨き用品には艶出し成分として「シリコン」が配合されていることがしばしばあります。

 

シリコンを使って靴を磨くと、撥水効果や艶出し効果が得られる一方であまり靴が長持ちしなかったり、普通の靴磨きをする際にきれいに仕上がらなかったりなどのデメリットがあります。詳しくはこの辺を読むとよくわかります。簡単な靴磨き材を利用してみたい方は使う前に一読がおすすめ。

 

www.murakamiyuya.com

 

 

簡単な靴磨き材を使うやり方が向いている人は次のような人です。

  • 上記3つのやり方がめんどくさい
  • 靴はワンシーズンで履きつぶす場合が多い
  • とりあえず光らせたい
  • いつでもどこでも光らせたい(持ち運びたい)
  • とにかく時間がない(数秒で済ませたい)

逆に向いてないのは、

  • 少しでも長く靴を履きたい
  • 靴磨きをするのが楽しいと感じる

という人。

 

最後に紹介した靴磨きは超簡単で良く光るやり方なのですが、なかなか一長一短なので自分が革靴とどのように付き合っていきたいか?を考えて利用するのが賢いと言えます。

 

まとめ

今回は1分でできる、簡単な靴磨きのやり方まとめ、ということで4つほど紹介させていただいたのですがいかがだったでしょうか。

 

最後はやり方ごとに必要な道具をまとめて終わりにしておきます。

 

ブラッシング

 馬毛ブラシ

 

水拭き

使い古したタオル等の布でよい。なければ、これ

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし専用クロス リムーバークロス 9941

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ワックスを使った靴磨き

豚毛ブラシ

ドイツブラシ ブリストス 白

ドイツブラシ ブリストス 白

 

 ワックス

KIWI 油性靴クリーム パレードグロス 全色 50ml

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 ポリッシュグローブ

 

 

 

簡単な靴磨き材を利用した靴磨き

 

 

となります!どれも1分以内で簡単にできる靴磨きのやり方ばかりですが、手入れするのと手入れしないのとでは大違いです。簡単な靴磨きでも、実際にやってみると一目置かれること間違いありません。何より自分の気分がすごく良くなります。

 

皆さんも簡単な靴磨き、初めて見てはいかがでしょうか。