【家にあるものでOK!】革靴を丸洗いして、水シミを消してみよう!

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雨に降られたりして革靴に水シミができてしまった...そんな経験はありませんか?

 

革靴を履いている最中に急に雨が降ってくることもありますし、天候に気を付けていても雨を避けられないことはしばしばあります。水シミを完全に予防することは難しいことですよね。

 

そこで大切になってくるのは「水シミができてしまったときの対応」になります。もし万が一、水シミを作ってしまった場合でも正しい対応をすればシミを取ることができるのです。それも、家にあるものだけで。

 

今回は、家にある道具だけで革靴を丸洗いして、水シミを取る方法についてご紹介します。

 そもそも水シミとは。

そもそも水シミとは何なのでしょうか。雨に濡れただけで革の色が変わる...一体どのような仕組みなのだろうかと疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか。

 

水シミとは、革の一部分のみが水で濡れて吸収されてしまうことで、内部色素が濡れた周辺に集まることが原因で引き起こされます。図に書き起こすとこんな感じです。

 

内部色素が濡れた周辺に移動することで、パッみた感じ濡れた周辺だけ色が濃くなってしまいます。これが水シミです。

 

大体の水シミは簡単なケアで防げる

大体の水シミは簡単なケアで防ぐことができます。水シミのケアは以下の通り

 

  1. 雨に濡れた靴を脱ぐ
  2. 布に水を含ませてそこそこ絞ったあと、全体を拭いて革靴全体を濡らす
  3. シューズキーパーを入れず乾燥させる(1~2日)
  4. シューズキーパーを入れて、さらに3~4日乾燥させる

 

水シミは雨に一部分が濡れることで、その周辺に色素が溜まってしまうことで発生します。そのため、そもそも全体を濡らしてしまえば問題ありません。

 

革に水はNGというイメージがあるかもしれませんが、水そのものは悪ではありません。しっかりした知識を持っておらず水シミを作りがちなので、水はNGという印象が多いようです。安心して全体を濡らしてしまって大丈夫です。

 

なお、この対策は雨で水シミができてしまった後でも全然大丈夫ですが、やはり雨に濡れた直後の方が効果があります。

 

水拭きで落ちない水シミの場合は、革靴を丸洗いしよう!

水シミができてしまった場合でも、たいていの場合は先ほど紹介した「水拭き」を行う、もしくは数回行うことでほとんど目立たなくすることが可能です。しかし、それでもどうしても水シミが革靴から消えない場合があります。そのような場合は丸洗いしてしまえばよいのです。

 

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丸洗いするにあたって革靴専用の石鹸「サドルソープ」を利用しても良いのですが、そんなことをしなくてもほとんどの場合は家にあるものだけで洗うことができます。

 

用意するもの

・中性洗剤

・歯ブラシ

・水

・シューキーパー

・デリケートクリームで保湿する

・クリームで磨きなおす

 

まず中性洗剤についてです。革というのは人間の皮膚と同じく弱酸性です。「弱酸性ビ〇レ」といったように、弱酸性の方が革にやさしくなっています。逆にアルカリ性の場合は革を傷める原因となります。

 

とりあえず中性洗剤を選んでおけば革を傷めることはありません。台所にある洗剤で大丈夫です。あとシャンプーや石鹸でも大丈夫です。

 

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 キュキュットとか中性ですよね。

 

次は歯ブラシについて。歯ブラシを使って泡立てを行います。硬い歯ブラシだと革を傷めがちなので、極力柔らかいものを用意すべきです。普段から固めばっかり購入している場合は新しく歯ブラシを購入しておきましょう。

 

 

 あと、シューズキーパーについては形を保持することはもちろんの事、洗う際に中に入れていたほうが洗いやすいので購入しておいたほうが無難です。

 

あと、丸洗いの後は水分や油分が一気に抜けるので、保湿用のクリームは必須。また、磨く用のクリームもあるときれいに仕上がります。

 

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丸洗いの手順

次に丸洗いの手順について紹介します。丸洗いと言っても、シミ部分を洗うだけでも十分水シミ抜きの効果は見込めるので、そのあたりは自己判断で行ってください。洗う部分が少ないほど乾燥するのも早いのでその辺は一長一短です。

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  1. 中性洗剤を歯ブラシに付け、シミ部分で泡立てる
  2. 水を付けてシミ部分をさらに擦る
  3. 乾いた布で浮き出た汚れ(泡)をふき取る
  4. (必要に応じて1~3を繰り返す)
  5. 革をデリケートクリームで保湿する
  6. クリームで磨く
  7. 完成!

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まず最初に、中性洗剤を歯ブラシにとって泡立てること。洗剤そのものを革に浸透させることが目的ではなく、表面で泡立てて汚れを浮き出させる、内部色素を散らすのが目的となります。そのため、表面でしっかりと擦って泡立てるようにします。水を付けてさらに擦ることでより効果的です。シミ部分及びその周辺も行うようにしましょう。全体を洗っても大丈夫です。

 

次に、擦って出た汚れを乾いた布でふき取ります。きちんと1で泡立てられていれば汚れ等はしっかりと泡に吸収されているはず。これを乾いた布でふき取ってあげれば汚れは全て取りきることができます。泡が出ているうちにふき取らないと汚れがふき取れなくなるので、泡があるうちにさっとふき取るように心がけましょう。

 

また、必要に応じてこの工程を繰り返すようにしましょう。大体の場合は1回でOKです。汚れも落ち、水分もいい感じに広がって目立ちにくくなります。

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次はクリームの補給です。中性洗剤で洗うと油分がすべて落ちてしまいます。油分が落ちると柔軟性に欠けてしまい、ひび割れの原因となります。そのため洗った後はすぐにデリケートクリームで油分の補給を行う必要があります。

 

また、その後にクリームを上から塗って磨いていきましょう。クリームを塗ることで栄養補給ができるだけでなく輝きが出ます。よりしわが目立たなくなるので行っておきたい工程です。

 

ここまで必要な時間は10分程度。全体を丸洗いする場合でも30分程度なので比較的簡単に行うことができます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は水シミを消す方法についてご紹介しました。洗う道具を新たに購入してまで...と思いがちですが、家にあるもので簡単に丸洗いできるのであればちょっとやってみようかなという気にもなりますよね。

 

あなたも万が一水シミを作ってしまった場合には試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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