どうも、村上友哉です。
体験記の続き。
今回は実際に活動日から中間プレゼンテーションについてのお話。
( DAY2-DAY3...活動日
( DAY4...中間プレゼンテーション
あ、あと武者修行ってなんだ?って方はこっちから読んでね
2、3日目の活動日
活動日の流れはこんな感じ
大体一日の流れ的には「朝礼→活動→終礼」みたいな感じ。
朝の9:00~11:00ぐらいに朝礼があり、終礼は18:00~20:00ぐらい。
そういうわけで、日中活動できる時間は基本的に7時間ぐらいしかないので意外と時間がありません。
2,3日目にやらなければならないことは以下の通り
この2日間の間にやらなければならないことは以下の通り
・自分たちの企画を決定する
・企画のニーズがあるのかどうかを調査する(アンケートを取る)
・中間のプレゼンテーションに向けての準備をする。
この3つ
つまりは、中間発表の準備です。
中間発表というのは何かというと、自分たちが考えた企画をベトナム人のオーナーに発表して、その企画を進めるための承認を得たり、企画を改善するというもの。
当然学校のお遊びではなくビジネスなので、
・なぜそれをしようと思ったのか(コンセプト)
・その企画のニーズはあるのか?
・実現にかかる金や時間、労力はどんなもんか(実現可能性)
・今どのぐらいプロジェクトが進んでいるのか?
この辺を踏まえてプレゼンをしないと話にならないって感じで企画OKのサインが出ません。
しかも、ベトナム人に向けて発表するので当然英語。
普通に厳しい。
2,3日目の活動開始
2,3日目の活動日。
朝礼が終わった僕らは、とりあえず
ランチです。
すごくおしゃれ。なお、男3人で。むさい。
アパレルショップの課題点を出し合う
飯食いながら何をするべきなのか話し合ってました。
僕らが担当したのはオーダーメイドスーツを販売するアパレルショップでした。半年前にできたばかりということもあって、問題点が山積みでした。ざっくり出た問題点は以下の通り
・集客できてない(毎日客が1~2人)
・暑い(エアコンも扇風機もない)
・オーダー方法が体系化されてない(カタログもない)
・なぜかカタログの代わりに日本のファッション雑誌が置いてある(ターゲットはヨーロッパ人)
・スーツを売る店のマネキンがなぜかカジュアル服を着用。
・ロゴがない
・店内の雰囲気が入りにくい
・カウンセリングとかするための机と椅子がない
などなど...
チームメンバーそれぞれ動き出す
僕ともう一人はオーダー手順を体系化するためのカタログづくりに取り掛かることに。
最後の一人は店内の厚さを改善するための扇風機を設置するためにいろいろ動いていました。
まず僕らカタログ作成の方ですが、中間発表で、顧客のニーズがあるのか発表しないといけないのでまずは街頭でアンケート調査してました。
このアンケートで調べたのは次の二つ
・オーダーメイドのスーツを作る前に、作る形のイメージは決まっているか?
・繊維に関する知識はどの程度あると認識しているか?
まず一つ目の質問は、カタログが本当に必要か?ということでした。スーツを作りに来るお客さんが、すでにある程度このように作ってほしいという要望が決まっているなら、わざわざカタログを作る必要はないからです。
ちなみに8割近くの人は店に来てから形を決めるようだったので、カタログは必須でした。
二つ目の質問で、カタログに繊維の特徴などをまとめたボードが必要かどうかを探るためのものでした。こちらもほとんどのお客さんが知識なしだったので、作ることが決定しました。
また、扇風機を手配してた子はいろんなアポを取ってました。
扇風機を設置する等、お金のかかることはこのインターンシップ内ではいろんな場所に許可を取る必要がありました。具体的には、
・店舗マネージャー
・ビジネスファシリテーター(コンサルの人)
・オーナー
この3人に許可を取ってました。
ちなみに許可が下りたので、大工さんに電話してとりあえず設置することが決定しました。
この2日間でやったことまとめ
→企画内容を大体決定した
→アンケート取った
→カタログの作成に取り掛かった
→扇風機の設置が決定した
中間発表、プレゼンテーション
徹夜でプレゼンづくり
この2日間の時点で、僕らの班は他の班と比べてだいぶ進んでました。
みんな計画すらあやふやな班が多い中、アンケート取って、企画がスタートしてました。
ただ、問題点がありました。
プレゼン作ってなかった....
本当に絶望。
プレゼンなんて3人いれば3時間で終わるだろうと思って、深夜0時から作成開始。
かかった時間7時間
...
...
つまり朝です。
...
次行かれる方はぜひプレゼン資料だけは早めに作っておくことをお勧めします。
プレゼン発表
で、プレゼン発表。
深夜うとうとしながら作ったこともあってプレゼンが地味に微妙なのと、原稿作る時間がなくて即興だったのと、発表が英語だったのが相まって非常に厳しいプレゼンになりました。
プレゼンの内容としては、コンセプト→アンケート結果→これからの計画みたいな流れでした。また、企画内容は主に内装の変更とカタログ作成でした。
プレゼンは発表15分+質疑応答5分とかだった気がします。
途中から何話してたのか全く記憶にございません、すいません
とりあえずプレゼンは終わり質疑応答に移ってからは、そもそも質問が聞き取れないのと、聞き取れてもどうやって英語で表現すればよいかわからなくてほぼ無言で終わりました。
とても5分とは思えない質疑応答でしたね....
普通武者修行プログラムだと、英語話せるやつ、起業したいやつ、自分を変えたいやつの3種類がいい感じに交わったチームになるはずなのでたいていのグループはその英語できる人を中心に回ってました。
なぜか、うちのチームには英語話せるやつがいなかったようです。
中間発表でもらったフィードバックまとめ
・扇風機のニーズに関するアンケートがなくて怒られた
(毎日来客者数1~2のお店なんだから、扇風機作る前に他にできることあるだろということらしい)
・企画がインサイド寄り(内装など)が中心だったけど、アウトサイド(広告、宣伝)を中心に取り組んで外から顧客を呼ぶほうが良い。
・カタログに関してはノータッチ
こんな感じでした。
プレゼン終わるとチーム面談
プレゼンが終わるとチームごとに面談です
プレゼンは2種類で、ビジネス面の面談と、チーム面での面談。
ビジネス面はそんなに収穫なかったです。
問題だったのはチーム面談の方でした。普通にうちのチームは他のチームと比べて仕事をバラバラにこなしがちで、チームっぽくなかったです。どこかかみ合わなかったりするあの感じです。微妙に居場所がないと感じるあの感じ。
それを面談を通して本音で話し合ってました。
チームの一人は、自分が頑張ってて、自分ばっかりが頑張ってる気がするというもので、残り二人は一人が頑張りすぎてて俺らのやりたいこととずれてる気がするみたいな
うまく言えませんがそんな感じでした。
とはいえ1チームあたりにかけられる時間は限られてるので、ある程度まとまったところで終わりになりました。そのあと時間があるので、3人で話し合って解決してねっていうことでした。
昼からビール飲んで、スパ2件はしごして寝ました。
どうやら仲良くなったようです。