あの、まだAIUの海外保険なんて入ってるんですか。
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ダサいぞ。
0円で海外保険適用する方法を教えます。
海外に行くために必要な、保険。
もうすぐ7月。大学生の大半は8月ごろから夏休み。海外に旅行、留学を考えている人は結構多いのではないでしょうか。
旅行とか留学とか行く人はこの時期にはある程度予定が固まってそうですね。飛行機はもう取りましたか?これからどんどん値段上がりますよ。
それはさておき、海外への留学や旅行をする際に必要なものはパスポートと航空券とあともう一つ必要なものがあります。
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保険です。
海外に行くとなると普段食べないものを食べたり、何かしら事故したりする可能性があるんですが、海外は日本と違って医療費が高いです。3割負担みたいなありがたい制度がないんですね。
だから、ちょっと風邪ひいて点滴打ってもらって退院したら100万ぐらい請求されたなんて話はよくある話です。
日本がすごいんだなと感じると同時に、ちゃんと保険に入っておかないといけないと感じるエピソードです。
あの...まだAIUとか使ってるんですか?
あの、まだAIUとかいう海外保険使ってるんですか。いやAIUに限らずですけど。
はっきり言っておきますが、AIU等の海外保険を掛けるのは損です。
AIUの保険って大体これぐらいの値段がかかります。
AIUの保険って結構いい値段します。
例えば、ですが。AIUでおすすめされているプランの93Rというのを例に考えてみるとこうなります。
1週間...8140円
2週間...12320円
3週間...15800円
4週間...21450円
高すぎます...
一か月で2万円ぐらいですけど、東南アジアに行くのであればこの2万あれば現地で豪遊できます。いろんな体験ができます。もったいない。
ちなみに僕は去年フィリピンに語学留学をしました。2週間いたので12320円ですかね。おなか壊したりしたんですけど結局病院に行くほどでもなくてこの保険の力を発揮することなく終わりました。
大学生からするとこの保険費って結構高くないですか?使うかどうかもわからない保険のために結構な額のお金払いたくないというのが僕の本音です。
クレジットカードという選択肢。
保険必要だけど、お金払いたくない人にとって便利なのがクレジットカードの海外保険付帯機能です。
クレジットカードの中には、海外保険がついているものがあります。それも、年会費が無料なもので。これを上手に使えば無料で海外保険に入ることが可能です。
具体的には学生専用のライフカードなどがそうです。
AIUの保険と、クレジットカードの保険を比較する。
保険を見るうえで重要なポイント。
保険が保証してくれるものっていろいろあるんですが、全部中身理解してますか?
具体的には「損害死亡」「損害後後遺症」「治療救助費用」...などなどいろいろあるんです。一つずつ見ていこうと思います。
・傷害死亡...事故などで死んだときに遺族などにお金が支払われること
・疾病死亡...病気で亡くなった際に支払われるお金。
・傷害後後遺障...けがなどをして後遺障害が残った場合の補償
・治療・救援者費用...けが、病気をした際の治療費用、および救援者(家族などが現地に駆けつけたりする場合)の交通費などに対する費用。傷害治療費、疾病治療費とも呼ぶ。
・個人賠償責任...現地での日常生活において、他人の物(お店の品物など)を壊した場合や、他人をケガさせた場合に支払うお金を補てんする補償。
・携行品損害...自分の荷物が盗難にあったり、誤って壊してしまった場合に適用される補償。
・旅行事故緊急費用...飛行機が緊急で飛ばなくなったなど、予期せぬ偶然の事故が起こった際に負担しなければならない費用の補償。
以上です。
この中で最も注目すべきは、治療・救援者費用(傷害治療費、疾病治療費)。ケガや病気になった際に必要になる費用です。
AIUとクレジットカードを比較する。
さて、肝心のAIUとクレジットカードの比較です。
AIUのおすすめプラン、93Rだと治療・救援者費用の支払い額は無制限となっています。ただし、1事故・疾病あたりの限度額は300万円まで。
対するクレジットカード(学生専用ライフカードの場合)、傷害・疾病治療・救援者費用はそれぞれ200万円まで補償。
大体海外に行く際には東南アジアなどでは500万円程度、アメリカやカナダなどへ行く場合は1000万円程度の傷害・疾病補償、救援者費用があると良いとされてます。
ちなみに地球の歩き方の社員などはフィリピンなどへ出張に行く際には最低1000万円分の傷害・疾病補償、救援者費用保険がかかっていないといけないそうなので、東南アジアで1000万円の保険があれば、ほぼ医療がカバーできるといっていいでしょう。
一見すると、傷害・疾病補償、救援者費用がそれぞれ200万円までしか出ないクレジットカードの保険では不十分なように感じますが、実は大丈夫です。
クレジットカードでも大丈夫なわけ。
年会費無料のクレジットカードの保険は一枚当たりの補償額が少ないですが、複数枚持っている場合は「傷害死亡」の保険を除き、加算式に増えていくようになっています。
つまり、傷害・疾病・救援者費用がそれぞれ、200万円まで補償するカードを2枚持っている場合は合計して400万円まで補償されることになります。
その他にも個人賠償責任や、携行品の補償も加算式に増えるようになるため、結果的に通常の保険よりも補償が手厚くなるものも出てきます。
(ただし、傷害死亡の補償は、持っている複数のクレジットカードの中で最も補償額が高いものの適用となる。)
わかりやすい図がほかのサイトであったので張っておくとこんな感じです。
http://creditcard.e-ocean.biz/insurance/
こんな感じで、海外保険が付帯するクレジットカードを複数持つと、保険の問題は解決します。クレジットカードだけで海外でかかる医療費の不安は解消されるのです。
それでもAIUの保険を使いますか?
クレジットカードの海外保険付帯機能を使ってお金をかけずに保険に入る方法は結構ポピュラーだと思っていましたが、大学生だと意外と知らない人が多いみたいでした。
きっとその理由としては大学生がクレジットカードに対する印象が良くないからだと思います。クレジットカードは金銭感覚を狂わせるもとになるもの、破産する原因、お金を使いすぎるなどといった理由であまり持っている人が少ないことや、クレジットカードに対する理解が薄い人は多いです。
クレジットカードの作成は結構めんどくさいものがありますが、それほど時間がかかりません。住所や名前など、必要な情報を書いて、電話で本人確認をするだけです。時間にして10分。それだけで海外保険が無料で手に入ると考えれば安いものです。
個人的にはAIUの保険などでお金をかけるのは非常にもったいないと思います。
おそらく親や身近な人などは当然金額の高いほうが安心できるといった理由でAIU等有名どころの保険をお勧めするに間違いないですが、本当にその保険いりますか?と言われると疑問です。何千万もの治療費が必要になる手術なんて、さすがにそう起こりません。最低限の保険で十分です。
また、エージェントなどを通して海外に行く場合はAIU等の保険を強く押されると思います。クレジットカードの保険でも大丈夫か?と聞くと「AIUの方が安心できますよ」と念押ししてきます。こっちのほうがお金いっぱい補償されてますからと。
当然ながらエージェントからすればその保険が売れれば売れるほど売り上げが上がる仕組みになっているわけですから、できる限り使ってほしいわけです。当然クレジットじゃ不安ですよと言われます。
でも、実際のところはクレジットカードを複数枚持てば金額に対する不安は消えますし、AIU等の保険を使う理由もなくなるわけです。
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さて、あなたはまだAIUを使い続けますか?