ある程度靴磨きができるようになってくると欲しくなるのが、山羊毛ブラシ。主に鏡面磨きを作りたい人に人気ですよね。
でも実際のところどこのメーカーの山羊毛ブラシを使えばよいのかわからないもの。特に、たいていの山羊毛ブラシは箱に入っているのでサイズ感や持った感じどんな風になるのか想像がつきにくいんですよね。
今回はコロニルの山羊毛ブラシ、「コロニル1909 ファインポリッシングブラシ」を購入したので早速開封して、サイズ感や持った感じ、デザインについて紹介します。
そもそも山羊毛ブラシとは
まず、山羊毛ブラシとはなんぞや?という方向けに簡単にご紹介します。
山羊毛ブラシとはその名の通り山羊の毛を利用して作られたブラシのこと。山羊毛のブラシは靴磨きに利用されるブラシの中で最も柔らかい毛。一般的なブラシはガシガシしてますが、これは女性が化粧する際に利用するブラシの毛ぐらい柔らかいんですよね。
山羊毛ブラシは毛が柔らかいという特質上、革靴の表面に塗ったワックス等に傷をつけにくいようになっています。
革靴にワックスを塗ることで表面を平らにし、光るようにするのが一般的な靴磨きの考え方ですが、普通のブラシをかけてしまうと硬すぎて表面に帰って傷をつけてしまう可能性があります。しかし、山羊毛ブラシの場合には柔らかいので傷をつけることが無い他、塗ったワックスを均等に広げてくれる役割をもっています。
要するに、山羊毛ブラシを使えば簡単に革靴が光り輝くということです。
コロニルの山羊毛ブラシについて
さて、今回僕が購入したのはコロニルの山羊毛ブラシ、「コロニル1909 ファインポリッシングブラシ」です。コロニル1909シリーズは、コロニルの創業100周年を記念して造られた、コロニルの中でも高級ラインのアイテムとなっています。
パッケージを見てもなんかちょっと高級感ある雰囲気を醸し出しています。
とはいえ、このブラシは大体3000円ぐらいで購入可能です。豚毛、馬毛ブラシと比較すると段違いに高いように感じますが、山羊毛ブラシはどこのブランドも結構高い価格設定でして、コロニルの山羊毛ブラシはかなり安いほうです。いわゆる入門用の山羊毛ブラシといったところでしょうか。
[コロニル] 1909 ファインポリシングブラシ 14.9cmx4.8cmx3.8cm CN044009 Brown F
- 出版社/メーカー: Collonil(コロニル)
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
実際、アマゾンを見てもコロンブスやMモゥブレイが出している山羊毛ブラシよりもコロニルの山羊毛ブラシの方が安いことがわかります。
はたして、コロニルの山羊毛ブラシ、ファインポリッシングブラシはどんな感じなのでしょうか。
早速開封していこう!
まずは箱から見る。
まずは箱から見ていきましょう。先ほども紹介した通り若干高級感のあるデザインの箱になっています。高級感あるとはいっても、所詮は紙製の箱なのでそれほどすごい高級感はないんですが、安いブラシがむき出しで売られていることを考えるとかなりそれだけでも高級感を感じます。
中央付近は軽く反射して
いるように見えますが、こういうデザインです。
さて、裏面に関しては日本語を含む5つの言語にて説明がかかれています。このブラシが柔らかくて上質で、良いツヤが出ることがわかります。
そして、サイドを見ると謎のQRコード、
横を見るとロゴマークですね。
この山羊毛ブラシの箱は、ご丁寧にもプラスチックのカバー(?)でおおわれており、これをはがさない限りは開けられないようになっています。きっと店頭に置いてたら箱を開けちゃう人が一定数いると思うので、それを防ぐ為ですかね?品質管理の徹底という面で若干の好感が持てますね。
一瞬どこからこの山羊毛ブラシを開けるのか?と疑問に思ってたんですが、よく見るときれいに切れるよう点線が入っています。
これに沿って開ければきれいに開封することができます。力やハサミが無くとも簡単に開封できて良いですね。
開封して中身を見てみよう
さて、いざ開封してみるとこんな感じ。箱をふっても全く動かないな~とは思ってましたが本当に箱ギリギリぐらいまで詰まってます。つまり、外箱がブラシのサイズとほぼ実寸大という感じです。
マシンメイドなのかどうかわかりませんが、開封時点で抜け毛がひょろんと出ていました。結構毛が抜けやすいのかな?ちょっと悲しくなりました。まあ3000円なので仕方ないですかね。
なお、箱とブラシを並べてみたらこんな感じになります。あれ、箱よりでかくね?目の錯覚ですかね。
持った感じはこんな感じです。
もっと持つ部分が小さいかな?結構持つ部分の幅は広めです。すごく広いわけではないので手にぴったりフィット!とまではいきませんが、サイド部分にいい感じの溝があって握りやすさはあります。3000円なので全く期待していなかった分、ちょっと嬉しいポイントです。
僕の手はたぶん平均ぐらいだと思いますが、手とブラシのサイズ感はこんな感じです。
柄の上側の部分にはコロニル1909のロゴマークがあります。何となく写真映えしそうないい感じのロゴですよね。
ブラシ部分のアップ写真はこんな感じ。密度が大切なブラシ。結構ぎっちり詰まってることがわかります。3000円なのにしっかりしてる!
触った感じはやっぱり柔らかいですね。すごくふわふわという訳ではありませんが、他のブラシと比較するとかなり柔らかい感じです。これが山羊毛か...初めて触る人はとりあえず感動するはずです。
サイズ感は?
次に、ブラシのサイズ感について確認していこうと思います。
まずブラシの横幅については、持ち手の部分が14cm程度になっています。ブラシの毛の方は若干広がっているので全長15cmといったところでしょうか。
持ち手の幅は約4cm程度、
厚みは持ち手部分と毛の部分合わせて約3.5~4cmぐらいですかね。
これだけだとわかりにくそうなのでとりあえず手元に合ったiphone7と比較するとこんな感じになります。長さは山羊毛ブラシの方が長いですが、持ち幅はiphone7の方が長いですね。
コロニルの山羊毛ブラシの幅は大体iphoneSEとか5ぐらいの幅だと思っていただければわかりやすいのではないかなと思います。なので、よほど手が小さい人で無い限りはブラシをがっつりつかむというよりは、つまむような形で持つような形になりそうですね。
とはいえ山羊毛ブラシはがっつり力を入れてガシガシ磨く豚毛ブラシとは異なり、仕上げのために繊細に磨く役割の物なので、つかめるぐらいのサイズ感の方が力調節できていいかもしれません。
まとめ
今回はコロニルの山羊毛ブラシ「コロニル1909 ファインポリッシングブラシ」を開封してみましたがいかがだったでしょうか。
山羊毛ブラシの中ではかなり安価な部類なので、大丈夫かなと心配してましたが案外よさそうですね。
もちろん若干初期抜け毛が見られたりする点もありましたが、ちゃんと実用レベルですし想像以上に持ちやすかったですし、サイズ感もちょうど良い。3000円でこれが買えるならお買い得なのではないでしょうか。
山羊毛ブラシをお手軽に購入しようと考えている方は、コロニルの1909 ポリッシングブラシが一択!あなたもぜひ一度製品情報覗いてみてくださいね。
[コロニル] 1909 ファインポリシングブラシ 14.9cmx4.8cmx3.8cm CN044009 Brown F
- 出版社/メーカー: Collonil(コロニル)
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