【自分で修理】破れてしまった革靴の内側をたった30秒で直す方法!

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革靴のかかとの部分が破れてしまった経験はありませんか?

 

革靴を履いていると内側で若干足が動いてしまう為、気づかないうちにダメージを与えてしまっているのです。結果的に内側の部分がひび割れてしまったり、薄くなってしまったり、破れてしまうのです。

 

特に、内側の中でも破れやすいのはかかとの部分。側面はサイズさえ合っていればそれほど擦れることはないのですが、かかと部分は脱ぎ履きの際に足と触れ合ってしまうことから、最も破れ・穴あきが目立ってしまうのです。

 

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今回はそんな「破れてしまった革靴の内側」を、たった30秒で直すアイテムをご紹介したいと思います。

 

専門店でやると高い”腰裏張替”

もし革靴の内側が破れてしまったり、穴が開いてしまった場合にはこの部分を張り替えてきれいに直す必要があります。この修理のことを腰裏張替と呼んでおり、平均すると片足につき2000円程度。両足が破れてしまっていれば4000円かかる計算になります。

 

もちろんきれいに仕上がるものの、持っていくのは大変手間ですし、時間もかかるしお金もかかる...となると専門店でやってもらうかどうか悩んでしまいますよね。特に、1~2万円台の革靴であれば元値が元値だけになおさら悩むはずです。

 

しかし、かかとの部分が破れてしまっている場合は見栄えがあまり良くないだけでなく、履き心地にも大きく影響してしまうのです。また、放置していると型崩れなどにつながることもあるのでできれば直してあげなければならないのです。

 

貼るだけでかかと補修ができるアイテム

さて、今回紹介するのは「すりきれ防衛隊 かかと補修」というアイテム。アクティカから販売されています。

 

 

スニーカー用から革靴用合わせて15種類ほど存在します。

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142件のレビューがあるだけでなく、星の数も3.5とまあ悪くない印象です。

 

お値段は756円と若干高いような気もしますが、専門店で治せば4000円程度かかることを考えればかなりお手軽に修理ができることがわかります。使い方も貼るだけですから、修理も30秒程度で終わってしまいます。

 

それでは実際に使ってみましょう。

 

実際に修理してみた

 

実際にアクティカから販売されているすり切れ防衛隊を利用して、パラブーツのミカエルの内側部分を修理することにしました。

 

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こちらのミカエルは実験用に中古で購入してきたものなのですが、かなりライニングがよろしくない状況です。破れている面積がかなり大きく、足を通してもかなり履きにくい状態です。

 

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そんな状態から脱却するべく、すり切れ防衛隊を使っていきましょう。

 

すり切れ防衛隊は一袋の中に2枚ほど封入されています。かなり薄っぺらくて、かなり貼りやすそうな感じです。

 

実際に貼ってみるとこのような形になります。ここまで約30秒程度です。これにて補修が完了いたしました。

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ちょっと初めてということもあり、貼り方が悪いのかもしれませんね。。あまり見た目は良いとは言えなさそうな感じに仕上がっております。

 

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実際に履いてみると

写真でお分かりの通り思っているよりも色が薄く、ライニングの色と比べると浮いてしまっている印象を受けます。見た目を気にするのであれば、工夫をしなければなりませんね。

 

ただし、実際に履いてみるとかなり履き心地が改善されました。かかとの部分が破れてめくれていたこともあり、靴下越しでもザラザラしている感じがあったのですが、これを貼ってみるとそんなざらざらした感じがなくなり、すごく履きやすい。

 

比較的安価なビジネスシューズの応急処置として、かなり優秀であると言えるでしょう。

 

修理してみて分かったこと

 

 

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今回こちらのすり切れ防衛隊を利用してみて分かったことは以下の通り

・靴の形によってはきれいに貼れない

・粘着力はあまり強くない

・色が思っていたよりも薄い

 

まず、靴の形によってはうまく貼れないということが挙げられます。靴の形はそれぞれ異なると思うのですが、どのような靴に対しても対応できるようにと若干大きめに作られています。

 

そのまま貼れるようであれば良いのですが、できればその靴に合わせてカットしてあげると修理がやりやすいなと感じました。

 

次に、粘着力があまり強くないことが挙げられます。一度貼っても簡単にもう一度はがして貼りなおすことができる程度の粘着力しかありません。よって、貼り方によっては捲れあがってしまうこともあるでしょう。

 

そこでお勧めなのは接着剤を利用することです。

 

ある程度貼ってチェックした後、革用接着剤を利用して貼り付けます。接着剤を利用することによって全くはがれなくなったため、お勧めです。ちなみに300円程度と超爆安なので、購入しておいて損はないでしょう。何かしら使うことが多いです。

3M スコッチ 皮革用接着剤 30ml 6025N
 

 

 後は思っていた以上に色が薄かったことが挙げられます。私の場合は変に目立ってしまったため、購入前にはきちんと色味を比較して購入してみると良いでしょう。

 

 意外と万能?すり切れ防衛隊

接着力が弱かったり、カットする必要があったりと若干の手間がかかってしまう擦り切れ防衛隊ですが、ライニング修理には重宝する存在です。

 

例えば革靴を履き続けていればかかとのみならず小指周辺の内側に穴が開いてしまうこともしばしばありますが、すり切れ防衛隊を小指サイズにカット&貼り付ければ補修することができます。

 

かかとのみならずどこでも利用できる点からみても、万能かなという印象を受けました。

 

 

まとめ

今回は自分で革靴の内側破れを修理する方法・アイテムを紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?修理店のように完璧な仕上がりは難しいですが、貼り方次第ではそれなりの仕上がりにできるだけでなく、かなり履き心地が改善されることが分かりました。

 

修理に比べてかなり安価である為、修理するほどではないけど、サクッと何とかしてみたいと思われる方はぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

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