皆さん路上販売を体験したことありますか。
大半の人はないと思います。
起業したい人なども、資金のないうちは当然お店とか持てないので、フリーマーケットやチャレンジショップ、路上販売などを通して試験的に販売することが多いです。
とはいえ、路上販売は日本ではあまり見かけないですし、やってる人もほぼいない。通行人に白い目で見られることが多いのも事実。想像以上に厳しいです。
今回はそんな路上販売を行うにあたって、失敗しないためにやってはいけない3つのポイントについて書いておきます。
路上販売は意外と厳しい
今日初めて路上にでた。
今日、ついに路上デビューしました。
ちょっと前まで大学の中で靴を磨いていましたが、最近は磨いてほしいという人もかなり減ってきたようなので、そろそろ大学から出るころかなと思ったので。
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町に出るのはなかなか勇気がいることでしたが、考えていても仕方ないのでとりあえず出てみました。最初なのであえてPOPも最低限の物のみ、道具も最低限で行きました。
POPは「フリー靴磨き」と書いた紙のみ。あとその前に鏡面磨きしておいた靴を何足か置いておきました。
場所はビジネスマンが良く通るであろう場所を選び、帰宅時間に当たる6時から9時半まで自分の持参した靴を磨きながら待ち構えてました。
結果、磨けた靴は0足でした。
勇気を振り絞って路上に出た割には、磨けた靴は0足でした。
とりあえず無料だったら社会人の何人かは磨いてほしいという人が現れるのではないかと考えて、簡単なPOPだけ用意して実行してみましたが、興味を持ってくれる人その物が少なかったですね。
ほとんどの人は見て見ぬふりでそのまま通っていくし、靴を磨いてる僕を見る人の背反も、靴磨きをしてほしいというよりはなんだこいつはという目で見られていたと思います。
路上販売してる人ってなかなかメンタル強くないと務まらないですね。
絶対にやってはいけない3つのこと
今回の路上靴磨きを通して、どうすれば集客できるか?はわからなかったですが、絶対にやってはいけないことが3点、浮き上がってきました。
POPが不十分な状態で路上販売すること
やってはいけないことの一つ目は、POPが不十分な状態で路上販売をすること。
今回の場合だと僕は「フリー靴磨き」とだけ書いた紙を出してひたすらお客さん待ってましたが、それでは不十分でした。
お客さんに「このサービスやってもらいたい」と感じるためには、サービスの質云々以前に、私たちサービスを提供する側が信頼できる人物でないといけないんです。もし自分が逆の立場だったら、どこから来たのかわからないホームレスのような人に、自分の靴を磨いてほしいとは思わないですよね?
なので、サービスの内容以外にも
・自分はどのような人物なのか?(名前、大学、会社名など)
・なぜこのような試みをしてるのか
など、自分を知ってもらうようなことを書いておかないといけません。
声を出さないこと
声を出さないのもNGです。
路上販売だと、スルーされがちなので一人ひとり目を合わせて微笑みながらいかがですか?と問いかけるだけで状況はかなり変わります。
初めてやったときはいったん真顔、無言で靴を磨きながらお客さんを待ち構えてましたが、やはりそれでは入りにくいみたいですね。
「もしよかったら、10分できれいになりますよ!」
ぐらい言えたらちょっとやっていこうかな?となるはず。
物腰ゆるゆるで、声を出していきましょう。
不潔感が出てること
あと、路上販売で気を付けたいのは「清潔感」の問題。
あなたは他の人から見て清潔感がありますか?
路上だとどうしても高級感や清潔感がなかなか出せないですが頑張りましょう。
ちなみに僕はブルーシートもイスも持ってなかったのでスケッチブックと靴を並べてそれっぽくしてただけですが、それでは余裕で不十分でした。
せめてブルーシートを引いて、見本の靴を並べて、道具などを見えるように陳列するだけでも十分に様になったかもしれません。見栄え大事です。
ちなみに僕は路上で靴磨きしてるときに不潔だと思われたのか、「最近って若い人もホームレスなのね...。靴磨きしないと生活できないなんて日本も貧困なのかしら」
みたいな会話が聞こえてきました。違うわ!
案外会話って筒抜けなので気を付けましょうね。
まとめ
路上販売ってマジで集客できないとつらいですし楽しくないので、多少恥ずかしくても集客できるように工夫してみましょう。
最低限さっきの3つをやめるだけでも劇的に変わるので、できてない人はぜひ改善してみてくださいね。